久しぶりにJournal of Astrology(JOA)から記事を紹介しましょう。
ビサリアジの最新記事です。
ジャーナリストのホロスコープの特徴に関する第1回目。
出典
記事:”Ingredients of Journalistic Career” Journal of Astrology, July-August 2018, pp40-51.
著者:Deepak Bisaria
惑星
月は、思考や感情の流れ、マインドを表します。
水星は、理性です。
思考は理性によって練られます。
神話では、水星は月の子供です。
木星は知識、火星はエネルギー、ドライブを表します。
ジャーナリスムは、火星と水星によって表されます。
ここにおいて
火星はインク、水星は資料です。
ジャーナリストとしての力量は、
これらの惑星の強さによって計られます。
ハウス
5室はメンタルの傾向を表します。
3室は、表現、執筆、行動のハウスです。
5室は、3室のバヴァット・バヴァムです。
職業を見るときは、10室を見ます。
アセンダント、月、カーラカ、そしてダシャーの支配星から見た10室です。
執筆に携わる人のホロスコープでは、水星が10室に絡んできます。
水星は、思考の流れをとらえ、文章に具体化する働きをします。
本の作家とジャーナリストの違いは、執筆のスピードにあります。
思考を文字に置き換える作業は同じですが、ジャーナリストの場合、その作業を素早くこなさなければいけません。
その能力は水星、その勢いは火星によってもたらされます。
(つづく)
※著作物から要約・引用するにあたり、わたしはラオ先生との間で契約を交わしております。