ひとつ前の記事では、アメリカのラーフ期について書きました。
10月中旬に始まった12室のラーフのダシャー。
この時期に何が起きるかを知る手がかりは、
120年前のラーフ期にあります。
120年前、アメリカ帝国主義が興隆し、
アメリカは海外に版図を拡大していきました。
- スペインと米西戦争を戦い(1898)
- ハワイを併合し(1898)
- フィリピンと米比戦争を戦い(1899)
- ニカラグアを占領(1912)
- ハイチを占領(1915)
- ドミニカ共和国を占領(1916)
ところで
12室のラーフといえば、
インド初代首相JLネルーのホロスコープです。
12室の双子座にラーフが在住しています。
12室のラーフ期、ネルー首相になにがあったのでしょうか?
①国際紛争
1962年11月、中国軍が突然北インドに侵入し、紛争となりました。
インドは大敗し、中国はシッキム王国を占領しました。
②病気と死
北京で周恩来と平和会談を終えたばかりだったネルーは
ショックのあまり脳卒中を起こして倒れました。
そして病床に伏したまま回復することなく1964年死を迎えました。
12室のラーフは、すくなくともアメリカとインド(ネルーのホロスコープ)の場合、外国との紛争を意味するようですね。