『ラオ先生が書いたインド占星術の教科書~占星術が明かすカルマと輪廻転生』
ペーパーバック(オンディマンド)の四冊目。
1月に出版すべく編集作業を進めています。
電子書籍『インド占星術で見るカルマと輪廻転生 PART1: 占星術とカルマ』(写真)に
後半部分のパート2もあらたに翻訳し新装・大幅増補の上で出版します。
A5サイズで250から300ページくらいの分量になりそうです。
ホロスコープからその人のしがらみを読み取ることができます。
つまり、生れ落ちた家庭との縁、そしてその縁の性質です。
少しずつ実例を見ていきましょう。
夫婦の場合、夫と妻の両方のホロスコープの5室とその支配星を検討してください。
それから、その夫婦が子どもからなにを得るかががわかります。
しかし具体例を紹介する前に、パドマ・プラーナ(पद्म पुराण)から引用したいと思います。
パドマ・プラーナにはリナーヌバンダ(ऋणानुबंध)という概念が
簡潔に書かれてあります。
リナーヌバンダとは、生まれ落ちた家庭における過去生から
積み残してきた未返済の債務のことです。
そして、その債務・負債のために関係が生じ、
友人関係、そして親密な関係(おつきあい)へと発展するのです。
1. 過去生において積み残した負債は、今生における人間関係の機縁となる。
2. そのなかには極端なものもあり、それによって財貨を不法に奪取されることもある。
3. 配偶者、両親、兄弟姉妹、おつきあい、使用人(部下)との関係はみな
リナーヌバンダの結果生じる。
4. 死に際に生じる主要な願望(動機)が、次の生を決定する。
したがって今生とは、過去生において死に際に生じた願望がかなった結果であり、
激しい苦痛を経験した後、今生から離脱することになる。
5. 過去生で騙されて財貨を奪われた人は、
今生では騙した人のもとに端正な顔立ちの立派な息子として
生まれ変わり、激しい苦痛を残して去ってゆく。
6. 借金漬けのままで死ぬと、いずれかの生で父親や兄弟、妻、友人として
生まれ変わる。
行いは悪しく、人にきつくあたり、きたない言葉を発し、人の金で遊びふける。
そして家の財産を食いつくす。
7. 悪い子ども: 敵のように振る舞い、親を憎み、あざけり、批判する。
結婚してからも、親の金を巻き上げる。
良い子ども: 幼少期から親に従順で、長じては親の面倒をよく見る。
親にやさしい言葉をかけ、親の幸せを願う。
親の死後も、
「シュラッダー」(श्रद्धा/先祖供養)
などの祭式を行い、
冥土での親の幸福を願う。
無関心な子ども: 親を好きでも嫌いでもなく、
親になにかをしてあげるわけでもなく、
してもらおうともしない。
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