『ラオ先生が書いたインド占星術の教科書~占星術が明かすカルマと輪廻転生』
ペーパーバック(オンディマンド)の四冊目。
1月に出版すべく編集作業を進めています。
木星がヴェーダーンタ(वेदांत/六派哲学)の惑星であるだけでなく、
ヴェーダーンガ(वेदांग)の惑星でもあることを
占星術家は知らなければいけません。
木星が教えるのは神の知恵です。
良い木星を持たない占星術家は自己顕示欲のマーヤー(幻力/माया)にとらわれ、
自分より優れている占星術家、自分より有名な占星術家を
文章で罵り、嫉妬心から攻撃します 。
かれらのほとんどは木星が最も重要な惑星であることを知りません。
ホロスコープでは、神の知恵を表す木星だけが最も重要な地位を占めます。
次に重要な惑星は水星です。
水星は、数学、天文学、占星術の惑星です。
木星と水星が、スピリチュアルなハウスと絡んでいるなら、
占星術にヴェーダーンタ的なオリジナリティーをもたらします。
状態の良い木星が、
スピーチのハウスである2室に在住するかアスペクトするなら、
真実を話します。
それは、スピリチュアルな占星術家なら備えているべき
ヴァーク・シッディ(予言の力/वाक सिद्धि)をもたらします。
しかしこのような木星であっても、
もし凶星とからんでいるなら、
グルチャンダーラ・ヨーガ(गुरु चांडाल योग)に変わります。
このような占星術家にとって、
偉大なスーパー・サイエンスは救済への道ではなく、
地獄への道となります。
そしてこのような占星術家は地獄を恐れません。
なぜなら有名で金持ちになるために、
かれらは、とくに能力が低い場合、
あらゆるモラル・コードを破らなければいけないからです。
もともとインドで占星術を意味するジョーティシャという言葉は、
光の科学という意味です。
この光は、ヴェーダから発せられますが、
神の光という意味があります。
占星術を「占い」としか見ない占星術家は、
このことを忘れています。
占星術は、かれらにとって日々の糧を得るための教えではあっても、
究極の真理に到達するための探求の道ではけっしてありません。
電子書籍『インド占星術で見るカルマと輪廻転生 PART1: 占星術とカルマ』(写真)に
後半部分のパート2もあらたに翻訳し新装・大幅増補の上で出版します。
A5サイズで250から300ページくらいの分量になりそうです。
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