低い世界から転生してきた人の特徴は？～『カルマと輪廻転生』（その10）

『ラオ先生が書いたインド占星術の教科書～占星術が明かすカルマと輪廻転生』

ペーパーバック（オンディマンド）の四冊目。
1月に出版すべく編集作業を進めています。

日本人がなじんでいる仏教と
インド占星術の背景にあるヒンドゥー教徒では
世界観が若干違いますが
人間の世界、高い世界、そして低い世界という大きなくくりは
そう大きな違いはなさそうです。

で、今回のテーマは、

低い世界から生まれ変わってきた人の特徴はなにか？です。

今回も本文から引用します。

低い世界から生まれてきた人

『マールカンデヤ・プラーナ』（मार्कण्डेय पुराण）に、
地獄を含む低い世界から転生してきた人の特徴が書かれてあります。

1. 悪意のある批判に耽る。
2. 感謝の念がない。
3. 他人の秘密を暴く。
4. 残忍で冷酷である。
5. 不倫・婚外交渉をする傾向がある。
6. 欺してものを奪う。
7. 不潔である。
8. 神聖でスピリチュアルな生き方を誹謗する。
9. 狡猾に人を嵌(は)める。
10. 貪欲である。
11. 人を殺める。

परनिन्दा कृतघनत्वं परमभांवघट्टनम ।
नैष्ठुयर्नं निर्घुणत्वं च परदारोपसेवनम ॥
परस्वापहरणशौचं देवतानां च कुत्सना ।
निवृत्य। वन्नचनं नॄणां कर्पण्यं च नृणां वधः ॥
यानि च प्रतिषिद्धनि तत्प्रवृत्तिक्श्च सन्तता।
उपलक्षयाणि जानीयान्मुत्त्कानां नरकादनु॥

『カリヤーナ・パラローカ・オール・プナルジャンマー・アンク』कल्याण परलोक और पुनर्जन्मा अंक

長い間こいうことをやっていると、いろいろ思い当たりますね。

1. 悪意のある批判に耽る。　→　掲示板で誹謗中傷を繰り返している人。
2. 感謝の念がない。　→　ラオ先生を紹介し通訳まで手配したのに、
　　　　　　　　　　　　報告もお礼もないどころか、
　　　　　　　　　　　　ラオ先生の弟子を名乗りはじめた人。
4. 残忍で冷酷である。　→　サイコパスですかね。
　　　　　　　　　　　　　感謝の念がないとも関係しますが、
　　　　　　　　　　　　 人を踏み台としてしか見ない人。
6. 欺してものを奪う。　→　スパイを送り込まれて
　　　　　　　　　　　　いろいろ奪われたこともありました。