新年おめでとうございます。
みなさまにおかれましては、よき新春をお迎えのことと、お喜び申し上げます。
昨年はたいへんな年でしたが、今年こそは良い年でありますように…。
といっても
昨年末のアメリカの大統領選の混乱を見る限り、今年はますますたいへんな年になりそうな予感がいたします。
いえいえ、せめて元日くらいは明るい話題から始めたい…。
そんな思いから、2021年の第一回目のブログは、明るい未来を予見させる『「絡合」のサイエンス』について、占星術の観点から論じてみたいと思います。
初笑いのネタとして、ご笑覧くだされば幸いです。
昨年末12月25日に放映された「虎ノ門ニュース」の名物コーナー「虎ノ門サイエンス」で武田邦彦先生が「絡合」(らくごう)を扱いました。
その日、その番組を見ていた友人たちのあいだで、武田先生が語っていることは占星術のことではないか?と少し話題になりました。
そこで、わたしなりに占星術の文脈で「絡合」(らくごう)についてすこしかんがえてみました。
まずは「虎ノ門サイエンス」の動画(1:23:23から)をご覧ください。
ご覧になられました?
「絡合」(らくごう)が、理論物理学の最先端(たとえば超対称量子力学)で議論されているというところが、私的にはしびれました。
「険しい崖を命がけでよじ登り、幾多の困難を乗り越えてようやくたどりついた山頂には、すでに先客がいた。何千年も前からそこにたたずみ、深い瞑想にふけっていた東洋の哲人が…」
みたいなことを、かつて西洋の理論物理学者が語っていたのを思い出します。
「絡合」とは、絡みあうこと、すべてが関連していること、つまり「因果律」です。
「ホーリズム」といってもいいでしょう。
「絡合」を理解し、そして大切にするなら、わたしたちは幸せになれるし、死に際しても恐れることはない。
そのように武田先生は断言します。
そして
これからの科学は、物質中心から関係性、つまり「絡合」を扱うようになるだろうという予言というか期待が語られています。
さて
「絡合」は、占星術では「PAC」「絡み」に相当するのではないでしょうか。
占星術では、「絡みを見る」ことが重要です。
※絡み: 在住(Position)、アスペクト(Aspect)、コンジャンクション(Conjunction)を指し、それにより、惑星が、他の惑星、ハウス、星座と関係性を結び、意味が生じます。
「ホロスコープ全体を見ろ」とわたしの師匠・KNラオはよくいいます。
それは「絡みを見ろ」ということに等しい。
その対極にあるのが
「ホロスコープの一部」だけを見て断じること、つまり「星座」「ナクシャトラ」「惑星」だけを見てリーディングをすることです。
「獅子座のあなたは…」
「プシャヤのあなたは…」
「牡羊座のあなたは火星のエネルギーを使って…」
みたいなやつです。
「絡合」を失うから「幸せになれない」のと同じように
「絡み」を見ないから「鑑定が当たらない」ともいえます。
さて
「絡合」がなぜ幸せを導くのでしょうか?
「絡合」とは、すべてと繋がること。
これを理解し、尊重する者は、自分と他人の区別から解放されます。
自分と他人が同じなら、争いや戦争はなくなります。
太古の人間は、すべてと繋がっていたのでしょう。
昔話には神や鬼のはなしがよくでてきます。
動物も人間と同列に扱われていたりします。
あれは、本当のことだったに違いありません。
人間は特別な存在だと勘違いし始めた頃(大きな声でいえませんが…人間を特別視する○○○○教が広まりはじめたあたり?)に、人間は進むべき道を大きく誤ったような気がします。
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