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インド占星術の専門書です。
インド占星術の基本を理解している方を対象としています。
などが収められています。
精神性にたいする深い洞察が得られます。
古代インドの聖仙アンギラーの大学では、七千人の生徒に占星術が教えられていました。
リシが教え・実践する占星術には、人々にカルマをすみやかに解消させ、魂の成長を促し、ひいては解脱に導く役割がありました。
そのような占星術は、現代では「スピリチュアル占星術」と呼ばれます。
「スピリチュアル占星術」には大きく三つの側面があります。
①カルマ(過去生からの業)
②輪廻転生(生まれ変わり)
③ヨーギー(修行)
本書は、①カルマと②輪廻転生を扱います。
③ヨーギー(修行)は、『Yogis, Destiny and the Wheel of Time』において詳しく書かれてあります。
なぜ占星術が科学を超える科学(スーパーサイエンス)なのか?
それは、誕生時刻がわからない人でも、ちょろっといじればたちどころにそれが判明し、
ホロスコープがわかってしまう魔法の術だから…ではありません。
(そんなこと、まともな占星術家はだれもやらん)
既存の科学が照射できない分野に光を当てることができるから、超科学なのです。
本書を読むことで、読者はその意味を実感するでしょう。
そして、インド占星術を学びたいという気持ちを抑えることができなくなるでしょう。
本書の目次です。
本書の構成
前書き
第一部:占星術とカルマ
1-1: カルマとは何か?
1-2: 古典籍のなかのカルマ
1-3: カルマの種類
1-4: 誕生時刻は運命の最初の灯明
1-5: 月とナクシャトラは第2の灯明
1-6: 子供が運んでくる幸せ
1-7: チャートと親子の遺伝的な繋がり
1-8: 波瀾万丈の時期
1-9: 運命を信じるメリット
1-10: さいごに
第二部:占星術と輪廻転生
2-1: まえがき
2-2: 精神性の伝統と転生の思想
2-3: 神様の化身
2-4: 転生にまつわる実例 その1
2-5: 転生にまつわる実例 その2
2-6: 転生にまつわる実例 その3
2-7: 占星術のパラメータ
2-8: 過去生を記憶する人々
2-9: ケース・スタディー
2-10: なぜ正確なデータが必要か?
2-11: データ分析
2-12: さいごに