恋愛・結婚

晩婚女性 その3:晩婚の要因

今回は共著者シュリーラマー・ミシュラ、ドゥローパディ・ラーイ、シャーリニ・ダスマーナーらの見解を紹介します。

出典

著書:『Delayed Marriage of Girls』(2005)
著者: Sarla Prasad, Shri Rama Mishra, Shalini Dhasmana, Draupadi Rai
指導・監修:K.N.Rao

詳細は、いずれ翻訳・出版される訳書(日本語)か、原書(英語)をご参照ください。

婚期を遅らせる要因

∮ラーマ・ミシュラの見解

  1. ラグナと月から見た7室とその支配星に凶星が絡んでいる。
  2. ラグナから見た2室、8室、12室に凶星が絡んでいる。
  3. 7室2室で惑星が逆行している。
  4. ラグナと金星から見た8室に土星が在住している。
  5. 金星ドゥルダラ(双子座、獅子座、乙女座)に在住する。
  6. ナヴァーンシャ(D9)で金星が傷ついている。
  7. 0°~5°あるいは25°~30°にラグナがある。
  8. 7室の支配星が、6室、8室、12室と絡んでいる。
  9. 太陽が、7室あるいは凶星が在住する獅子座を傷つけている。
  10. 7室よりラグナが強い、そして7室がパーパカルタリヨーガの状態にある。
  11. 金星から見た12室及びその支配星の状態。
  12. ラグナから見た2室、8室、12室に凶星が絡んでいる。
  13. 1/7軸及び4/10軸の在住惑星や支配星は女性の結婚にとって重要な役割を果たす。
  14. ナヴァーンシャ(D9)で火星金星の影響下にある惑星は、結婚をもたらすか遅らせる。
  15. 獅子座に在住する金星は結婚を遅らせる。
  16. ウパパダ(12室のパダ)から見て2室で惑星が減衰しているか、凶星やラーフ/ケートゥが在住している。
  17. ウパパダで惑星が定座にあるのは好ましい。
  18. ウパパダ火星土星が絡むのは晩婚をもたらす。
  19. 土星木星がコンジャンクとするか、オポジションにあるのは晩婚をもたらす。
  20. 悪い星座交換があるか、あるいは2室8室の軸が傷ついている。
  21. 凶星が7室を支配している。
  22. 水星、土星、金星7室に在住するのは好ましくない。
  23. 婚期に好ましいダシャーがめぐってこない。
  24. 9室とその支配星が弱いなら、結婚生活の繁栄を阻害する。
  25. ダーラー・カーラカ(DK)とダーラー・カーラカ・ナヴァーンシャ(DKN)が傷ついている。
  26. 7室及びその支配星がマンディドゥーマと絡んでいる。
  27. ギャーティカーラカ(GK)が7室に在住する、あるいは7室の支配星がムリチュバーギャにある。

 

∮ドゥローパデイ・ラーイの見解

  1. 土星が出生図(D1)やナヴァーンシャ(D9)絡んでいると晩婚になりやすい。
  2. 男性のホロスコープで、3室、7室、11室で惑星が逆行してラーフ/ケートゥとコンジャンクトし、ラグナや金星から見て凶星が4室、8室、12室に在住すると婚期が遅れる。
  3. 女性のホロスコープで3室、7室、11室で惑星が逆行し、木星から見て凶星が4室、8室、12室に在住すると婚期が遅れる。
  4. 土星水星がコンジャンクトし、水星が逆行している。
  5. ナヴァーンシャ(D9)で太陽土星の星座に在住すると晩婚になりやすい。
  6. 7室の支配星がナヴァーンシャ(D9)において減衰し、凶星にアスペクトされている。

 

∮シャーリニ・ダスマーナーの見解

  1. マンガルドーシャの条件が一つ以上存在する。つまりラグナ、月、金星から見てマンガルドーシャが存在する。
  2. 逆行する惑星が存在すると晩婚になりやすい。
  3. 1-7軸でが発生している。

(つづく)

※著作物から要約・引用するにあたり、わたしはラオ先生との間で契約を交わしております。

ジョーティシュ・サンクチュアリー │ ヴリンダーヴァン
I agree to have my personal information transfered to MailChimp ( more information )
正統なインド占星術を学びたい方のための最新のブログ記事をお送りします。世界的なインド占星術の泰斗・KNラオらの翻訳書籍やリサーチ動向の最新情報や学習上のヒントが満載です。左のフォームにお名前(あるいはニックネーム)とEメールアドレスを入力して、オレンジ色のボタン「更新情報を受け取る」を押してください。
メールアドレスは第三者に譲渡されることは決してありません。