鑑定のとき
「いつ家を購入したらいいか?」
と訊かれることがあります。
ちまたでは
2020年危機論
なるものがあります。
たとえば
【藤井聡】日本経済は3年以内に「どん底」に落ちる ~日本経済2020年危機論~
けっこう説得力あるよねぇ~。
もし経済がどん底に落ちると
不動産価格も下落するよね。
購入するなら
不動産価格が底値を打つのを待ってからの方が
いいに決まっています。
でも
経済が落ち込むと給与水準も下がるので
もし長期ローンを組んでいたら
返済に困りはしないだろうか?
そう、長期ローンを組まないといけないとしたら、
返済のめどについても考慮しないといけません。
経済活動も冷え込むからです。
そしてローンといえば
このブログもけっこう参考になる。
つまり
社会動向に関する知識もある程度ないと
答えられない質問もけっこう多いんですよね、鑑定では。
そこで
ようやく本題なんだけど…
インド占星術の古典
『ブリハットパーラーシャラホーラーシャーストラ』
(बृहत्पाराशरहोराशास्त्रम्)
には次のように書かれてある。
ホロスコープを解釈する前に次の3つを考慮しなさい
①デーシュ(場所)
②カーラ(時代)
③パトラ(個性)
つまり
その人と環境に関する情報を考慮した上で
ホロスコープを読みなさい
ということですね。
たとえば
家の購入時期に関する質問に答える際も
時代背景を知っているのといないのとでは
時期の選定結果に違いが出てきます。
世間知らず では 占星術家 は つとまらない んですよね。