ひとつ前のブログに書いたレーダー照射事件と同様のことが
ファーウェイ副会長逮捕事件からも読み取れます。
確認しておきましょう!
ファーウェイ副会長は
2018年12月1日に
カナダのバンクーバーで逮捕されました。
カナダ政府は(12月)5日、中国スマートフォンメーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)兼副会長を逮捕したと発表した。中国は反発しており、重要な局面に入ったばかりの米中通商協議が一段と複雑になる可能性がある。
加司法省報道官のイアン・マクラウド氏は声明で、孟晩舟容疑者を今月(12月)1日にバンクーバーで逮捕したとし、米国から身柄の引き渡しを求められていると明らかにした。米司法省は4月、イランへの輸出に対する米国の制裁にもかかわらず、華為技術が同国に製品を販売したかどうかについて捜査を始めていた。
アメリカの金融機関で虚偽報告を行い、
アメリカの制裁下にあるイランと取引した
詐欺容疑で逮捕されたとされます。
しかし
多くのパスポートを所持していた
(中国パスポートが4通に、香港パスポート3通)
ことも判明しており
本命はスパイ容疑だとされています。
中国のホロスコープ
中国のホロスコープです。
私の師匠・KMラオが使用しているホロスコープです。
1室を支配する土星(Sa)は8室(秘密)に在住し
そこから10室(政治)、5室(意思)、2室(経済)に
アスペクトしています。
そこに12室(外国、秘密)を支配する木星(Ju)がアスペクトしています。
政治、意思、経済において秘密主義・裏工作がはびこっているのがわかります。
ダシャー
ファーウェイ副会長が逮捕された2018年12月1日
中国のダシャーは土星(Sa)/木星(Ju)/太陽(Su)期でした。
土星(Sa)は8室に在住しています。
木星(Ju)は12室を支配して12室に在住しています。
太陽(Su)は8室を支配し、
6室を支配する水星(Me)、
12室のカーラカのケートゥ(Ke)と
コンジャンクト(一緒し)ています。
8–12ばかりですね。
スパイなどの秘密工作・謀略のコンビネーションです。
トランジット
2018年12月1日の天体配置(トランジット)でも確認しておきましょう。
当日の惑星配置は、中国のホロスコープを囲む緑色の領域によっ示されています。
中国の月とアセンダント(1室)(山羊座)は
パーパカルタリ・ヨーガ*
で深く傷ついていますね。
土星(Sa)は12室をトランジットし
木星(Ju)は8室を支配する太陽(Su)、6室を支配する水星(Me)とコンジャンクトし
太陽(Su)は12室を支配する木星(Ju)、6室を支配する水星(Me)とコンジャンクトしています。
やはり8–12ばかりですね。
逮捕を指導したアメリカのホロスコープでも
同様の結果が得られますが
それは次回の記事で紹介しましょう。
結論
やっぱり
ダシャーの支配星が、6室、8室、12室をトランジットするときは要注意!
(あるいは、トランジットで6室、8室、12室やその支配星とPACで絡むときも要注意です)
これは インド占星術の再現性ですね。
追記:
中国のホロスコープからは
秘密工作をやるような国
の特徴がたくさん見て取れます。
個人のホロスコープでも
同様の特徴があるなら
同様の傾向があると言えます。
つまり
泥棒をするような人のホロスコープでは
たとえば
ラグナロードや月の配置が悪くて深く傷つき
さらに
6室,8室,12室がしつこく絡んでいたりします。
加えて
そういうことのストッパーとして重要な
木星(モラル)と水星(理性)の状態が
悪かったりします。
さらにいえば
アグレッシブな性格をもたらすコンビネーションも見られます。
(それがどういうコンビネーションなのかについてはあえて書きませんが…)
たとえば
自分の生徒を人の教室に
スパイとして潜り込ませる…
そういうことをする人のホロスコープには
同様の特徴が多く見られたりします。
ダシャーって何?
PACで絡むって何?
なにが書かれてあるのかを理解したいひとは…
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