衆議院の解散風が吹いていますね。
いまなら衆議院総選挙で議席を単独過半数とることができると踏んだ安倍首相の思惑でしょうか?
北朝鮮リスクを追い風に、離党議員が続出する民進党の衰弱ぶりを見極めた上で、順当なら来年になる衆議院解散総選挙を前倒して勝利し、現行憲法を改正して自衛隊を合憲とし、有事に備えたいということなのでしょう。
日本建国図
日本建国図を見てみましょう。
2010年、南インドのヴィシャーカパトナムで開催されたマンデーン占星術の国際セミナーに出席した際、ビサリアジとわたしが時刻を特定し、ラオ先生がその後、追認したホロスコープです。
Nicholas Campion:”The Book of World Horoscopes”を参考にしました。
現在のヴィムショッタリーダシャーは水星/ラーフ期です。
面白いことに、過去の衆議院解散を調べてみると、
過去21回の衆議院解散のうち17%はアンタルダシャーかプラティアンタルダシャーはラーフ期でした。
ラーフは、ラーシ(D1)とナヴァーンシャ(D9)でマハーダシャーナートの水星から見て12室に在住しています。
内閣を表す10室は、ラーフから見ると8室になります。
議会を表す4室から見ると、ラーフは12室に在住しています。
憲法施行図
現行憲法が施行された日時でホロスコープを作成しました。
報道によれば、安倍首相は2020年の憲法改正を目指しているそうです。
2020年1月から一年間、ダシャーは水星/火星期です。
火星は立法の11室を支配し、10室を支配する金星と3室でコンジャンクトし、7室を支配する月とアスペクトしあっています。
3室は近隣国、10室は政府、7室は戦争です。
水星には、12室を支配する木星が11室からアスペクトしています。
ナヴァーンシャ(D9)では、火星は12室に在住し、11室を支配して6室に在住する木星からアスペクトされています。
火星は3室を支配しています。
木星、3室、6室、11室、12室がラーシ(D1)でもナヴァーンシャ(D9)でもアンタルダシャーナートの火星に絡んできます。
火星は戦争のカーラカ、木星は立法のカーラカです。
3室(近隣諸国)、6室(国境紛争)、12室(外国)は北朝鮮ファクターと思われます。
11室は立法です。
北朝鮮リスクの高まりを理由に憲法の改正が2020年に行われる可能性はけっこう高そうですね。
そして2020年、木星と土星は山羊座(1室)をトランジットします。
国民(1室)は、2020年、重大な決断を下すことになるでしょう。