今上天皇陛下の御譲位の日です。
天皇皇后陛下、ありがとうございました。
そしてご苦労さまでした。
日本国民のひとりとして
こころより感謝申し上げます。
で、占星術家として気になるのは
はたして今上天皇陛下の御譲位が
ホロスコープにもきれいに出ているのだろうか？
です。
さっそく検証してみましょう。
今上天皇陛下のホロスコープ
今上天皇陛下のホロスコープをJyotish-ONEで作成しました。
Jyotish-ONEの便利なところは、誕生地を皇居（の産院）と入力すると正確にその緯度経度を返してくれるところです。
インド占星術には、運気を見るすぐれた技法が存在します。
それはダシャーと呼ばれます。
本日のダシャーは、月／ケートゥ／水星／火星期です。
本日、今上天皇は第1に月、第2にケートゥ、第3に水星、そして第4に火星の影響下にあることを意味します。
①マハーダシャーの月：
月は8室を支配して3室に在住し､9室にアスペクトしています。
8室は継承・相続を表します。
３室は4室（玉座）から見た12室（喪失）なので退位を表します。
９室は権威・父親、この場合、天皇陛下（即位）を表しますが、
それに８室（継承・相続）を支配する月がアスペクトし、譲位を表しています。
②アンタルダシャーのケートゥ：
ケートゥは8室（継承・相続）に在住し、12室（引退・退位）を5室（皇太子）を支配する火星にアスペクトされていて、譲位を表しています。
③プラティアンタルダシャーの水星：
水星は１２室（引退・退位）に在住しています。
④プラーナダシャーの火星：
火星は１２室（引退・退位）と５室（皇太子）を支配して8室（継承・相続）にアスペクトしています。
このように、
今上天皇の御譲位は
インド占星術特有の技法ダシャーによって
みごとに説明できるんですよね。
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