朝日新聞デジタルによると被害状況は以下のように報じられていた。
被害はさらに増え、13府県で死者が169人、
行方不明や連絡を取れない人は79人となった。
真夏日の暑さとなるなか、断水は25万戸を超え、
復旧に影響を与えている。

あらためて、
被災者の方々にお悔やみとお見舞いを心より申し上げます。
そして、安倍内閣におかれましては、
日本強靱化計画を断固たる意志を持って進めてほしいと思います。
前回、今回の豪雨災害を以下の視点から検証しました。
- 建国図
- ヴァルシャファラ・チャート
- スーリヤヴェーディ・チャート
- クールマ・チャクラ
- サプタナーディー・チャクラ
- ジェーシュタ・クリシュナパクシャ・プラティパーダ
- ローヒニー・ヨーガ
特別なものはなにひとつありません。
建国図
日本建国図(↓)の現在のダシャーは水星/木星/土星です。
つまり、
2018年4月9日~8月18日の間、日本は
水星、木星、土星の影響下にあります。
建国図では水星も木星も土星も
いずれも国土・構造物を表す4室に絡んでおり、
この時期、国土、土木、建築構造物に関わる出来事が
起きことが示されています。

ヴァルシャファラ・チャート
次に、こういう出来事を見るときに欠かせないのが
ヴァルシャファラ・チャートです。
今回使用するヴァルシャファラ・チャートは、
2018年、太陽が日本建国図の太陽(牡羊座の15°00分)と
重なる瞬間のホロスコープです。
2019年に太陽がまた戻ってくる(リターン)までの1年間を占うことができます。
なのでソーラー・リターン・チャートとも呼ばれます。
2018年の日本のヴァルシャファラ・チャート(下図)では
破壊や大量死のコンビネーションが現れていました。
これは重要です。
この兆候があってはじめて
トランジット・チャートにその兆候を探す意義が生じます。
ところで
今年は日本にとってヤバイ年になるということは、
すでに別のところでわたしは書いておりました。

次に
①太陽が星座を移行する瞬間のホロスコープ
②新月時のホロスコープ
③満月時のホロスコープ
を作成し、それらを検討します。
①、②、③のホロスコープは、
それぞれ1年の間に12作成されるので
合計36作成されます。
それに建国図が加わるので、
一年間の出来事を慎重に予想する場合
最大37のホロスコープを扱うことになります。
さて、結果論になりますが、
今回、注目に値するのが災害直前の満月図でした。
ジェーシュタ・クリシュナパクシャ・プラティパーダ(満月図)
災害の一番直近の満月図は、以下の通りです。

※太陽(Su)と月(Mo)が同じ度数(12:21)で正反対に対峙するときは満月です。
ここで今回の災害を示す主要な兆候は次の通りです。
①水の星座に水の惑星である金星と水星が在住し、深く傷付いている。
②4室(国土・建物)が傷付いている。
③建国図の8室(大量死・破壊)に相当する蟹座を深く傷つけている。
④太陽、月、火星、ケートゥがムリチュバーグ(あるいはムリチュバーギャ)にある。
①~④でとくに重要なのは、③と④ですね。
③は、日本で起きた説明になります。
これがないと、なぜ日本なのかの説明がつきません。
韓国や北朝鮮でも似たような満月図になるからです。
なぜ韓国や北朝鮮ではなくて、
日本だったのかの説明はどうしても必要です。
④は、その超希少性にあります。
どの惑星(アセンダントを含む)も各星座に
ムリチュバーグと呼ばれる致命的な度数があります。
そこにある惑星は深く傷付くとされています。
傷付く惑星やハウスは、
それらが支配するテーマについて
好ましくない結果をもたらします。
そして
惑星やアセンダントがムリチュバーグにある確率は
定義の仕方にもよりますが、
だいたい1/30と考えられます。
ですから
4つがムリチュバーグにある確率は
1/3,857(3,857分の一)になります。
[= 10C4 / 810,000]
それほど希有なほど悪いホロスコープとなります。
たとえば
スペースシャトル・コロンビア号爆破事件
コロンビア号空中分解事故(コロンビアごうくうちゅうぶんかいじこ)は、2003年2月1日、アメリカ合衆国の宇宙船スペースシャトル「コロンビア号」が大気圏に再突入する際、テキサス州とルイジアナ州の上空で空中分解し、7名の宇宙飛行士が犠牲になった事故

発射時のホロスコープです。

太陽と水星がムリチュバーグです。
そして
コロンビア号が大気圏に突入して爆破したときのホロスコープでも

アセンダントとラーフの2つがムリチュバーグにあります。
今回、満月図に4つがムリチュバーグにあることの異常性を
多少なりともご理解頂けたと思います。