相性は需要の高い占星術のテーマのひとつです。
相性を見るときの切り口はいろいろあります。
わたしは、相性のタイプによって視点を変えています。
たとえば
1)結婚の相性
2)恋愛の相性
3)師弟関係の相性
4)友人としての相性
5)ビジネスの相性
です。
結婚と恋愛は、わたしの場合、別枠でとらえています。
結婚は生涯続く関係を前提とした大事業ですが、恋愛は一時的な関係です。
心理学の研究によっても
恋愛感情は3~4年しか続かない
ことが明らかになっているそうです。
結婚と恋愛は共通項が多いものの、
恋愛の相性は性的な結びつきが優先されます。
なので
恋愛の相性を見る時は、
わたしは性的な嗜好性を表すパラメータを重視します。
さて
今回は理想的な師弟関係の例を紹介しましょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190625/04/fx-racco/c5/b4/j/o1162061914480003401.jpg)
わたしの師匠・KNラオ(左)とその師匠・バースカラナンダジ(右)のホロスコープです。
KNラオは11才のときに母親から
占星術の最初の手ほどきを受けましたが、
30代に入ってすぐにバースカラナンダジと出会い
師の占星術は大きく変貌を遂げました。
相性を見る時の視点はいろいろありますが
今回はそのひとつを紹介しましょう。
ふたつのホロスコープを重ね合わせると
KNラオ(弟子)の5室の支配星(5L)・土星と
バースカラナンダジ(師匠)の9室の支配星(9L)・木星が
同じ射手座で重なります。
KNラオ(弟子)の5室の支配星(5L)・土星は
無傷で、3室に在住して5室にアスペクトし、
5室のテーマを強めています。
しかも4室と5室を支配するラージャヨーガカーラカです。
KNラオ(弟子)の5室の支配星(5L)は理想的と言えます。
バースカラナンダジの9室の支配星・木星は
自室にあって強く、さらに無傷で、
木星は月とコンジャンクトして
質の高いガジャケーサリヨーガを形成しています。
バースカラナンダジの9室の支配星(5L)も理想的と言えます。
つまり
弟子の5室の支配星と師匠の9室の支配星の双方が理想的な状態にあり、
そして重なり合っています。
それは、理想的な師弟関係を示す典型例のひとつです。
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