3回にわたって紹介してきました事例を振り返ってみましょう。
3つの事例に共通するパラメータについて整理します。
目次
出典
記事:”Planets Take Tem Across the Sea -IV” Journal of Astrology, January-March 2002, pp33-36.
著者:K.N.Rao & Minakshi Raut
7室の支配星が12室と絡んでいる
ラグナ(1H)から見た7室の支配星と月から見た7室の支配星が12室に絡んでいました。
ナヴァーンシャでダシャーロードが7室を支配して12室と絡んでいる
ナヴァーンシャ(D9)では、ダシャーの支配星が7室や12室と絡んでいました。
ダブル・トランジットが7室を活性化している
土星と木星のトランジットが同時に絡むダブル・トランジットも7室を活性化していました。
4室が傷ついている
もっとも顕著な特徴は、4室及びその支配星が凶星に傷つけられていました。
月から見ても4室が12室に絡んでいる
月から見た4室は12室及びその支配星に絡んでいます。
外国に嫁ぐ女性のホロスコープには、そのことが示されていなければなりません。
トランジットの土星が4室に絡んでいる
1年以内に土星が逆行や順行して4室及びその支配星にアスペクトしています。
以上すべてが、女性が家から離れて遠地に嫁ぐことを示しています。
次回から、海外移住を扱います。
(つづく)
※著作物から要約・引用するにあたり、わたしはラオ先生との間で契約を交わしております。