海外移住の2回目です。
出典
記事:”Settlement Abraod — Snap Shot Prediction” Journal of Astrology, January-March 1998, pp84-89.
著者:M.S.Mehta
事例2
アメリカに留学し、そこで結婚し、アメリカに定住することにした女性のホロスコープです。
PL:パダ・ラグナ
∮4室
4室には火星が在住しています。
∮月から見た4室
月から見た4室にはラーフが在住しています。
∮ナヴァーンシャの4室
ナヴァーンシャ(D9)でも4室には太陽が在住し、土星によって傷ついています。
土星はラーフ/ケートゥ軸にあります。
∮パダ・ラグナから見る
パダ・ラグナ(PL)にはラーフ/ケートゥ軸があります。
パダ・ラグナ(PL)から見た4室を支配する土星は、12室にアスペクトしています。
雑誌には8つの事例が掲載されていますが、ここでは2つを紹介するにとどめておきましょう。
結論
海外移住の事例を多数検証して得られた結論は以下の通りです。
- ラグナから見た4室及びその支配星が傷ついている。
- 月から見た4室及びその支配星が傷ついている。
- ナヴァーンシャの4室及びその支配星が傷ついている。
- 1~3において、とくにラーフ/ケートゥの役割は大きい。ラーフはムレッチャ(म्लेच्छ )として知られている。現代では、それは外国人、非伝統、なじみのない環境を意味する。
- パダ・ラグナも重要な役割を果たす。パダ・ラグナやそこから見た12室にラーフ/ケートゥ軸が絡んだり、あるいはパダ・ラグナから見た4室に12室が絡んだりする。
(おわり)
※著作物から要約・引用するにあたり、わたしはラオ先生との間で契約を交わしております。