世界保健機構（以下、WHO)への批判が強まっています。
コロナウイルス禍が一段落したら、いやその前から、WHOの責任を問う声が世界で強まるのは必至です。
たとえば、米共和有力議員、国連に調査要請 ＷＨＯの新型コロナ対応巡り
さて、それはホロスコープにでているのでしょうか？
占星術に携わるものとしての自然な問いかけです。
ホロスコープ
WHOは1948年4月7日にジュネーブに設立されました。
設立時間はわかりません。
こういうとき、いくつか選択肢があります。
そのひとつは、WHOは国連経済社会理事会が採択した世界保健機関の憲章に則って1948年4月7日に設立されたものなので、憲章が定める設立日の開始時刻、すなわち1948年4月7日の午前0時を設立時刻とするという考え方です。
これはあくまでも仮の設立時刻にしか過ぎませんが、その時刻を使ってホロスコープを作成してみると、あんがい使えそうなんです！
以下に簡単な分析を紹介します。
ダシャー
チャラ・ダシャーは、2019年4月から2031年4月まで射手座です。
射手座にはGKの木星(Ju)が在住します。
射手座から数えた8番目の星座、つまり8室にはAKの火星(Ma)とMKの土星(Sa)が在住しています。
チャラダシャーを知っている人ならピンとくるはずです。
そう、WHOはいま最悪なダシャーを通過しているところです。
しかも12年間も…。
２０３１年４月までその最悪のダシャーは続きます。
WHOは設立以来の正念場をむかえているのです。
次にヴィムショッタリー・ダシャーでも見てみましょう。
ヴィムショッタリー・ダシャーだと現在は金星／水星期です。
金星／水星期(Ve–Me)は2017年12月から2020年12月まで続きます。
マハーダシャーロードの金星(Ve)は、７室と12室を支配しています。
アンタルダシャーロードの水星(Me)は、8室を支配し、10室を支配する太陽 (Su) と5室でコンジャンクトしています。
ダシャーロードの 金星 (Ve)と水星(Me)は8室と12室のコンビネーションです。
８－１２は、いままでに何度か扱ってきた「秘密工作」「スパイ」のコンビネーションです。
中国の裏からの不適切な影響力がWHOの運営を危うくさせているのが見て取れます。
10室を支配する太陽はテドロス事務局長です。
５室は威厳、権威を表します。
５室は１０室からみた８室でもあります。
８室はスキャンダル、秘密、裏工作、スパイのハウスです。
これは、WHOの信用と権威、そして事務局長の評価が地に堕ちている状態を表しています。
次にダシャマーンシャ（D10）という分割図を見てみましょう。
ダシャマーンシャ（D10）から、WHOが本来の職務を果たせているかどうかがわかります。
D10では、アンタルダシャーロードの水星(Me)は6室を支配して12室に在住し、8室を支配して６室に在住する太陽(Su)と6＝12の軸でアスペクトしあっています。
ここでも６－８－１２の関係が水星に絡んでいます。
中国との不透明で不適切な関係が本来の職務遂行を阻害している様子が読み取れますね。
金星／水星、金星／ケートゥ期はダシャー・チッドラと呼ばれます。
次の太陽期に向けて準備が始まり、不安定になる時期です。
10室を支配する太陽 (Su) は、10室から見た8室において、8室を支配する減衰水星 (Me) とコンジャンクトしています。
太陽 (Su) はD10では8室を支配して6室に在住し、6室を支配する水星 (Me) と６＝１２でアスペクトしあっています。
チャラダシャーと重ね合わせるなら、2020年代はWHOにとってその存亡をかけた大改革の10年間とならざるを得ないでしょうね。
ただし、このホロスコープが正しければ、のはなしですが…。
最後に、中国への忠心を表明し続けるテドロス事務局長語録 です。
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これまでに新型コロナウイルスについて書いた記事は以下の通りです。
①日本で新型ウィルス肺炎はアウトブレイクするのか？
②日本の新型ウィルス感染はあらたなフェーズに入った～アウトブレイク！？
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①と②では、新型コロナウイルスは日本においてアウトブレークする可能性がある。
③では、世界的に見て感染が押さえられているようにみえる日本だが、本番はこれからである。
④では、ロックダウン（首都封鎖）はおそらく避けられない。しかし問題のフォーカスは、景気後退（による大量倒産と大量失業者の発生）へと移ってていくだろう。
⑤では、非常事態宣言をもたらされたこと、そして4月から5月にかけていったん感染の勢いが弱まることを占星術で分析し、しかし第２波のリスクがまだあることを指摘しました。また「やはり今後最大の懸念事項はコロナウイルスによる死者よりも、景気後退による大量倒産と失業、そしてその結果の自殺者の急増です。」と予想しましたが、いまのままだと残念ながらその通りになりそうな雰囲気ですね。
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