マンデーン

【Covid-19】このままだと最悪26万人の自殺者が出る!?

「景気後退による大量倒産と失業、そしてその結果の自殺者の急増」が懸念されるとわたしは4月18日の記事に書きました。今回の活動自粛の要請延期でその可能性が大きくなってきました。藤井聡・京大教授はこのままだと最悪26万人の自殺者がでると警告しています。中野剛氏は「コロナ禍後、日本企業やその資産や技術は、お買い得のバーゲンセール状態」になり中国・韓国・台湾の資本に買いたたかれるとロイターのインタビューに答えています。それは、2022年から始まる日本のケートゥ期に生じるかも知れないと密かに私が恐れていた現象です。

懸念される自殺者の増加

「非常事態宣言」が延長されました。

店舗や企業の経営者たちから悲鳴が上がっています。

店舗にとって営業自粛期間の延長は死活問題となるケースも多く、経営者たちからは「耐えるしかない」「もう限界」などと悲鳴が上がった。
 産経新聞

4月18日にアップしたブログにわたしはこのように書きました。

「やはり今後最大の懸念事項はコロナウイルスによる死者よりも、景気後退による大量倒産と失業、そしてその結果の自殺者の急増です。」

経済対策が不十分なまま「非常事態宣言」の延長が決まったいま、残念ながら予想通りの結果になりそうです。

「藤井聡のあるがままラジオ」(KBS京都ラジオ:2020.5.4)で藤井聡・京大教授は「このままだと最悪26万人の自殺者が出る」と警告を発しています。

コロナ後の日本

そろそろコロナ後の日本について書いておきましょう。

日本建国図です。

2010年にKNラオとD.ビサリア、そしてわたしが特定し使用している日本のホロスコープです。

KNラオ(手前)、Dビサリア(右端)、わたし(一番奥)@2010 Vishakapatnam

日本は2022年から7年間のケートゥKe)期に入ります。

ケートゥKe)は9室の獅子座に在住しています。

ケートゥKe)期の日本
ケートゥKe)、②9室、③獅子座を支配する太陽Su
の結果を経験します。

ケートゥKe)の結果のひとつとして困窮があります。

たとえばインドケートゥKe)期です。

インドは1982年から1989年までの7年間、ケートゥKe)期にありました。

ケートゥKe)期のインド破産寸前になるまで困窮しました。

破産状態のインドを救ったのはイラクのサダム・フセインでしたが、そのはなしはいいとして…。

わたしはケートゥKe)期の日本経済的に難しい状況を経験することになるのではないだろうかと何年も前から予想していました。

しかしどうしたらそういう状況になるのか、そのシナリオがなかなか描けませんでした。

そこへ来てこのコロナウイルス禍です。

コロナ後の日本について、中野剛氏は次のように述べています。

・「特に中国、韓国、台湾が先に生産活動を再開し、余剰の製品を安い価格で大量に輸出するだろうから、さらなるデフレ圧力が加わる

・「需要が回復しても、供給が追い付かず、停滞が続く

・「今回のコロナ危機でより生き残りやすいのは、内部留保がより大きい企業」

・「積極的な設備投資、R&D(研究開発)、労働分配を行ってきた優良企業が逆に淘汰されてしまうため、企業の廃業や倒産を放置すると、かえって非効率な経済となってしまう」

・「先に復活した中国や韓国の企業が世界市場を奪ってしまい、日本が生産活動を正常化させた時には、もはや海外市場の取り分はないという事態が想定される」

・「日本企業やその資産や技術は、お買い得のバーゲンセール状態であろう」

・「グローバリゼーションは死語になっているであろう」

・「コロナ危機後の世界秩序は、コロナ危機の下で社会主義化を決断し、実行した国が生き残り、社会主義化できなかった国が凋落する

 

活動自粛要請するだけで抜本的な経済対策を打とうとしない日本政府。

このままだと我が国421万企業のうち99.7%を占める中小零細企業の多くを失い、経済活動のインフラを大きく毀損してしまうでしょう。

そして多くの労働者が失業し、路頭に迷い、失意のなか自殺していきます。

失業率自殺者の数の間に一定の相関が認められることは知れています。

早々にコロナ禍から回復した中国・韓国・台湾の資本は、その弱り切った日本を買いたたく

そんな最悪のシナリオが浮かんできます。

2020年代の日本はそんな戦後最大の試練を迎えるでしょう。

まだ最悪の始まりに過ぎません。

しかし

灯明も見えてきます。

それはケートゥKe)が在住する9室
そして9室を支配して5室で高揚する太陽Su)です。

ケートゥKe)期、日本はこれらの結果も経験します。

それは新しい思潮です。

新しいアイディア、新思潮、温故知新です。

そのテーマについてはもうすこしアイディアを温めてから別の機会に譲るとしましょう。

関連記事

これまでに新型コロナウイルスについて書いた記事は以下の通りです。

①と②では、新型コロナウイルスは日本においてアウトブレークする可能性があることを指摘。

③では、世界的に見て感染が押さえられているようにみえる日本だが、本番はこれからであると指摘。

④では、ロックダウン(首都封鎖)はおそらく避けられない。しかし問題のフォーカスは、景気後退(による大量倒産と大量失業者の発生)へと移ってていくだろうと指摘。

⑤では、非常事態宣言をもたらされたこと、そして4月から5月にかけていったん感染の勢いが弱まることを占星術で分析し、しかし第2波のリスクがまだあり、さらに今後最大の懸念事項はコロナウイルスによる死者よりも、景気後退による大量倒産と失業、そしてその結果の自殺者の急増指摘しました。

いずれも内容とタイミングも含めてだいたい予想したとおりに進んでいます。

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