ある統計
インドの若者が外国、とくにアメリカに行きたがる理由は、その方が成功のチャンスがはるかに大きいからです。
それを証明する統計をご紹介しましょう。
- アメリカの医師の38%はインド人です。
- NASAの科学者の36%はインド人です。
- Microsoftの従業員の34%はインド人です。
- IBMの従業員の28%はインド人です。
- Intelの従業員の27%はインド人です。
- アメリカの科学者の37%はインド人です。
たしかに80年代から米英の有名大学院では、夕方以降になるとヒンディー語とマンダリン(北京語)が飛び交っていましたね。
さて、前回に続いてJournal of Astrologyの記事の続きを掲載しましょう。
出典
記事:”Planets Take Tem Across the Sea -I” Journal of Astrology, January-March 2002, pp19-22.
著者:K.N.Rao & Minakshi Raut
事例2
外務大臣P.V.ナーラシンハ・ラオのホロスコープです。
ホロスコープの特徴は以下の通りです。
- 10室の支配星と12室の支配星が10室でコンジャンクトしています。
- 10室に在住する太陽と火星はディグ・バリ(方角の強さ)を得ています。
- 興味深いことに前回の事例で扱ったアジターブ・バッチャンと同じく月は魚座に在住しています。
- これもアジターブ・バッチャンと同様に、太陽期の終わりと月期の終わりに二度外務大臣を務めています。1980年、インディラ・ガンディー政権で外務大臣になりました。太陽期の終わりでした。太陽は12室を支配し、ナーラシンハラオに外務大臣という高位をもたらしました。
- 月のディスポジターは12室に在住しています。これもアジターブ・バッチャンと同じです。木星は7室を支配しています。7室も外国を表します。
同じ事がダシャマーンシャ(D10)でも繰り返されているかをチェックします。
ダシャマーンシャ(D10)では、やはり太陽と火星が10室でコンジャンクトし、12室を支配する木星にアスペクトされています。木星はガジャケーサリヨーガを形成しています。
事例1と事例2の共通点
月から見た10室の支配星は12室にアスペクトするか、12室に在住しています。
どちらの場合も月から見た10室の支配星は木星です。
(つづく)
※著作物から要約・引用するにあたり、わたしはラオ先生との間で契約を交わしております。